大根の部位で辛さと水分量が違う理由とは?煮物に向いているのはここ!

食材の下ごしらえ

スーパーで大根を1本買っても、いつも同じ切り方で調理していませんか。

いざ煮物を作ってみたら、なんだか辛くて美味しくできなかった、という失敗は誰にでもありますよね。

実は大根は、使う場所を変えるだけでお料理の失敗がグンと減る不思議な野菜なのです。

この記事では、お料理が苦手な方でも大根を使い分けてラクに美味しく調理するコツを優しくお伝えします。

今日から迷わず大根を使いこなせるようになりますよ。

ひと目でわかる大根の3つの部位の性格の違い

大根はスーパーの野菜売り場で一年中よく見かける身近な一本の長い野菜ですが、実は上と真ん中と下の3つの部分で全く性格が違います。

それぞれに得意なことと苦手なことがあるので、まずはざっくりと特徴を把握してみましょう。

上部(葉の近く)は甘くてみずみずしい

一番上の緑色っぽくなっている葉っぱに近い部分は、水分がたっぷりで甘みが一番強いのが特徴です。

サラダにしてシャキシャキとしたみずみずしい食感をそのまま楽しんだり、お子様でも食べやすい辛くない大根おろしを作ったりするのにぴったりです。

火を使わずにサッと一品増やしたい時に、とても頼りになる部分ですね。

中部(真ん中)はバランス抜群の優等生

真ん中の部分は、水分と甘さのバランスが一番良く、どんなお料理にも合わせやすい優等生です。

柔らかくてクセがないので、味がしっかり染み込んだおでんや、豚肉と合わせたこってりとした煮物に使うなら絶対にここがおすすめです。

一番使い勝手がいいので、買ってきたらまずは真ん中から使い始めるという方も多いですよ。

下部(先端)はピリッと大人の辛み

一番下の細くなっている先端部分は、水分が少なめでピリッとした辛みが最も強い場所です。

お味噌汁の具材としてサッと煮込んだり、豚肉やごま油と一緒にしっかり炒めたりして、加熱調理するお料理に最も向いています。

辛いのが苦手な方でも、火を通せば甘みに変わるので安心してくださいね。

どうして場所によって味が違うのかという理由

大根の部位によって甘かったり辛かったりするのには、ちゃんと自然の理由があります。

科学的な難しい成分のお話は一旦置いておいて、土の中で大根がどうやって育っていくのかを想像してみてくださいね。

太陽の光を浴びた上部はフルーツみたい

一番上の緑色っぽくなっている葉っぱに近い部分が甘いのは、地上でポカポカとしたお日様の光をたっぷりと浴びて育つからです。

太陽の豊かなパワーをもらって水分をたくさん蓄えるので、みずみずしくてまるでフルーツのような優しい甘みを持つようになります。

自然の恵みを一番受けている場所だからこそ、生でそのまま食べるのが美味しいのですね。

土の奥で身を守る下部はバリアを張っている

逆に一番下の細い先端部分が辛いのは、冷たくて硬い土の奥深くへと一生懸命に根を伸ばしていくからです。

土の中には大根の美味しい部分をかじろうとする虫などがたくさん潜んでいるので、食べられないように辛みという強いバリアを張って自分の身を守っています。

大根は自分が元気にすくすくと育つために、場所によって味を変える工夫をしているのですね。

そう考えると、ピリッと辛い下の部分も、なんだか一生懸命で愛おしく感じませんか。

失敗知らずで大根の煮物に向いているのはココ

お料理が苦手な方が一番悩みがちで、失敗しやすい大根の煮物を成功させるためのコツをお伝えしますね。

特別な調味料や難しいテクニックは一切必要ありません。

煮物には迷わず真ん中を選んで

正解はズバリ、大根の真ん中の部分を使うことです。

大根を包丁でざっくりと3等分にしたときの、ちょうど中央にあたる部分を使って煮物を作ってみてください。

これだけで、今まで辛くなってしまったり、味が染み込まなくてガッカリしていた悩みがあっという間に解決しますよ。

切りやすくて味が染み込む嬉しいメリット

真ん中を煮物におすすめする最大の理由は、硬い筋が少なくて繊維がとっても柔らかいからです。

上や下の部分と違って形もまっすぐなきれいな円柱型をしているので、包丁で皮を剥いたり、半月切りにしたりするのも一番ラクチンです。

水分量と甘さのバランスも絶妙なので、特別に高価なお出汁を使わなくても、いつものお醤油やみりんといった調味料がすっと中まで染み込んでくれます。

お鍋でコトコトと煮込むだけで、力を入れなくてもお箸がスッと入るような、ホクホクで柔らかい料亭のような大根の煮物が完成します。

お料理が苦手でも大丈夫な大根のラクチン活用術

毎日の食事作りは本当にエネルギーを使う大変な作業なので、少しでもキッチンに立つ時間を短くしてラクをしたいですよね。

お料理が苦手な方でも無理なくできる、大根のラクチンな時短活用術をご紹介します。

切って凍らせるだけの冷凍マジック

まずおすすめしたいのが、大根を切ってから冷凍庫に入れてしまう冷凍マジックです。

いちょう切りや半月切りなど、普段よく使う使いやすい厚さに切ってから保存袋に入れ、そのまま冷凍庫で凍らせておくと、繊維の細胞が壊れて火の通りが驚くほど早くなります。

凍ったままの状態でそのままお鍋やフライパンに入れるだけで、あっという間に味が染み込むので、長時間の煮込み時間を大幅にカットできるのです。

辛い下部はお味噌汁で無敵のおかずに

辛くて使い道に困りがちな下の部分は、思い切ってごま油でお肉と一緒に炒めてみてください。

大根の辛みは火を通すことで飛んでいき、代わりに奥深い甘みに変わるという嬉しい性質があります。

また、薄くスライスして毎日のお味噌汁の具材にしてしまえば、辛みも全く気にならずに最後までおいしく食べきることができます。

疲れた日は冷凍宅配弁当に頼るのも大正解

お料理がどうしても好きになれなかったり、キッチンに立つのが億劫な日は誰にでもあります。

そんな時は、ナッシュやわんまいるのような美味しい冷凍宅配弁当に頼って身体を休めるのも立派な選択肢です。

便利で時短になる冷凍のお惣菜をストックしておき、余裕がある時だけ冷凍しておいた大根でお味噌汁を作るくらいで十分ですよ。

無理をせずに便利なサービスと手作りを組み合わせて、毎日の食事を気楽に楽しんでいきましょうね。

まとめ

大根の部位による味や水分の違いと、それぞれにぴったりなおすすめの調理法について詳しくお伝えしました。

大根は一本の野菜でありながら、上と真ん中と下でそれぞれ全く違う性格を持った、個性豊かな3兄弟のような存在です。

「サラダは上・煮物は真ん中・味噌汁は下」と覚えておけば、大根料理の失敗はもう怖くありません。

お料理は毎日のことですから、完璧を目指さずに、食材の性質を利用して賢くラクをすることが一番です。

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